畳張替えに関するいろいろな疑問を詳しく解説

敷物を引いた方が畳張替えの回数が増える恐れがある

直射日光で日焼けしたり小さな子どもやペットがいたずらしたり重い家具で陥没したり経年劣化でささくれが目立ったりなど、畳張替えのきかっけになり得るものは色々とありますが、カビ・ダニの大発生もその一つです。
梅雨時期の湿度の高さや窓際の結露や加湿器の水分や雨漏りなどが原因でカビやダニが発生することが多いですが、ラグマットやカーペットなどの敷物が原因になるケースもあります。
敷物を敷きっぱなしにすることでお掃除が不十分になり、カビが生えてダニが増殖するというメカニズムです。
たわしやブラシや雑巾で掃除をしてもキレイにならない場合は、畳張替え作業が必要になります。
畳を新しくしたら、カーペットやマットを敷くのは絶対にやめましょう。
汚れが蓄積されないようにこまめにお掃除をして、換気や除湿でしっかりと乾燥させたりアルコール消毒をしたりなどプラスアルファのお手入れをすることで、畳張替えの回数を減らすことが出来ます。

前回の畳張替えからどの適度の期間をあければよいのか

畳張替えは使用状況などによって異なりますが、一般的に8年から12年を目安として行われています。
ですが使用頻度により期間は異なっており、畳を頻繁に使用すると摩耗が生じ、劣化が早く進んでしまいます。
家庭よりも店舗で畳を使用している場合は畳張替えが短くなっており、5年が目安となることもあります。
またメンテナンスの状況によっても違いが生じます。
畳は張り替えたらそれで終わりではなく、清掃をして乾燥させなくてはなりません。
適切に掃除をしたり乾燥させたりした場合はより寿命を延ばすことができます。
日当たりの良い場所は湿気が含まれることは少ないのですが、その分日焼けによる劣化が進み色褪せなどが生じやすくなるので、その都度劣化具合をチェックすることが大切になります。
畳張替えは目視で確認できることもありますが、芯材などのチェックは難しいことが多いです。
おおよそ5年を過ぎたら目視をすると同時に畳張替え専門業者に見てもらうと良いでしょう。